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隣の家の草が伸びていて言いにくいとき 〜 困りごとを1つに絞り写真を撮る 〜

隣の家の草が伸びて困っているのに、言い出しにくい人に向けた記事です。相手の手入れには触れずに、困りごとを1つに絞ります。自分の敷地側から写真を撮り、順で伝える組み立て方を書きます。

住宅の敷地の境目に生い茂った雑草のイメージ写真
写真はイメージです

言いにくいのは、草の話が暮らしぶりの話に聞こえるから

隣の敷地の草が伸びてフェンスを越えてきても、言い出せないままの人は多いと思います。言いにくさのもとは、草そのものではありません。責めているように聞こえるのではないか、というためらいではないでしょうか。

実際、相手にも事情があることが多いです。高齢で体が思うように動かない。仕事で週末しか家にいない。相続した土地で、そもそも住んでいない。どの事情があっても、言われた側は、自分の生活ぶりを評価されたように受け取りやすくなります。

この記事では、相手の手入れを話題にしない伝え方を書きます。自分の側で起きている事実だけを伝える組み立て方です。評価の言葉を抜くと、同じ内容でも角が立ちにくくなります。

伝える前に、困りごとを1つに絞る

最初に、自分が何に困っているかを書き出します。そのうえで、いちばん困っているものを1つ選びます。書き出すと、たとえば次のようなものが挙がると思います。

  • 境界を越えて、自分の敷地側に草が倒れ込んでいる
  • 窓や勝手口の前まで草が迫り、虫が家に入ってくる
  • 駐車場から出るとき、草が車体に当たる。または見通しが悪い
  • 穂や綿毛が飛んできて、自分の庭や花壇に落ちる

これを全部並べて伝えると、相手にはいう苦情の束に聞こえます。受け取った側はどこから手を付ければいいか分からず、何もしないまま時間が過ぎることが多いです。

1つに絞れば、相手がやることもはっきりします。なら、敷地全体を刈るより負担が軽いので、相手も引き受けやすくなります。本当は敷地全体を整えてほしいとしても、最初の一回ではそこまで求めないほうが、話が前に進みやすいかと思います。

自分の敷地側から、写真を1枚撮っておく

困りごとが決まったら、その様子を写真に撮ります。撮るのは、自分の敷地の中からだけにします。相手の敷地に入って撮ったり、塀越しに奥まで写し込んだりすると、いう別の火種になります。

撮るときに押さえたいのは、次の3点です。

  • 境界のフェンス・ブロック塀・境界杭と、草が同じ画面に入るようにする。越えているかどうかが、一目で分かるからです
  • 撮影日が残る形で保存する。スマートフォンの写真なら、撮影日は記録されます
  • 困っている場面そのものを写す。車を出す位置や窓の前など、写真だけで伝わる構図にします

写真は、相手に見せるためというより、自分の頭を整理するために撮ります。見せるかどうかは相手との関係で決めればよく、立ち話で伝えるなら出さないほうが自然な場面もあります。一方、手紙で伝える場合や、住んでいない所有者に連絡する場合は、言葉だけでは説明しきれない部分を写真が補ってくれます。

伝える文は順で組む

話す内容は、次の3つをこの順番で並べます。

  1. 事実:どこで、何が起きているか
  2. 困りごと:それで自分に何が起きているか
  3. お願い:どの範囲を、いつごろまでに

例を挙げます。

「うちの駐車場側のフェンスのところで、そちらの草がこちらに倒れてきているんです。車を出すときに車体に当たってしまって。フェンスから出ている部分だけでも、夏のうちに刈っていただけないでしょうか」

この文には、のような評価の言葉が入っていません。相手が手入れをしてきたかどうかにも触れていません。書いてあるのは、起きていること、自分が困っていること、お願いしたい範囲だけです。

順番にも意味があります。お願いから入ると要求に聞こえますし、困りごとから入ると感情の話に聞こえます。事実を先に置けば、相手は状況を確かめるところから入れるので、身構えずに聞けることが多いです。

時期を添えるのにも理由があります。いつまでにが無いと、相手は済ませてしまいます。ただ、日付をはっきり切ると催促になるので、くらいの幅を持たせます。

顔を合わせる機会がないとき

顔を合わせる機会があるなら、立ち話で短く伝えるのがいちばん軽く済みます。会う機会がない場合や、相手が住んでいない場合は、手紙にします。手紙でも、事実・困りごと・お願いの順は同じです。末尾に自分の名前と、返事を受け取れる連絡先を書き添えます。

川口で草刈りを受ける側から見た、相手が動きやすい伝え方

伝えられた相手が自分では刈れない場合、業者に頼むことになります。川口で草刈りを受ける立場から見ると、依頼を受けたときに最初に確かめるのは、どこまで刈るかという範囲と、いつまでにという時期の2つです。

お願いの文に入っていれば、相手はその言葉をそのまま依頼に使えます。だけだと、範囲が決まりません。すると、相手は見積もりを頼む手前で止まってしまいます。

写真が役に立つ場面もあります。遠方に住む所有者に連絡がついた場合です。境界と草が写った写真があれば、所有者が現地に来なくても、業者に状況を渡せます。

こちらに倒れ込んだ草を、自分で払いたくなることもあると思います。そのときは、先に一言伝えてからにしたほうが、あとで話がこじれにくいです。黙って刈ると、相手には映ることがあります。相手の敷地に入って刈ることはしません。

一度で動かなくても、次に伝える材料を残す

伝えた日と、伝えた内容をメモしておきます。撮った写真と並べて保存しておくと、あとで経過を見返せます。

1か月ほど様子を見て変わらなければ、同じ3つの順でもう一度伝えます。目は、お願いする範囲をさらに狭めるのも手です。のように場所を具体的にすると、相手がやることが小さくなり、応じやすくなることが多いです。

今日やることは1つです。自分の敷地側から、境界と草が同じ画面に入った写真を1枚撮ってください。そのうえで、伝える文を順に1行ずつ書き出します。

この記事に関するよくあるご質問

隣の家に草のことを伝えるとき、何から話せばいいですか
いう事実から話します。次に、それで自分が何に困っているかを伝えます。最後に、どの範囲をいつごろまでに刈ってほしいかをお願いします。お願いから入ると要求に聞こえます。事実を先に置くと、相手は状況を確かめるところから聞けます。
困っていることが複数ある場合、全部伝えたほうがいいですか
最初の一回は、いちばん困っていることを1つに絞るほうが話が進みやすいです。全部を並べると苦情の束に聞こえます。すると相手は、どこから手を付ければいいか分からなくなります。
伝える前に写真を撮るときの注意はありますか
撮るのは自分の敷地の中からだけにします。境界のフェンスやブロック塀と草が、同じ画面に入るように撮ります。撮影日が残る形で保存しておくと、あとで状況を説明するときの材料になります。

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