1か月で戻ったのは、刈り方の問題ではありません
先月刈ってもらったばかりの場所が、もう膝の高さに戻っている。
お金を払った意味がなかったのでは、と感じている方もいるかと思います。
刈り取りは、地面から上に出ている部分を落とす作業です。
刈払機(草を回転する刃で刈る機械)の刃が届くのは地上部だけで、土の中の根はそのまま残ります。
当社は草刈りで薬剤を使いません。
根が生きていて、日が当たって、雨が降れば、また伸びます。
刈った時点でそうなることは分かっていて作業しています。
そして、盛りの時期は一度刈っても1か月ほどで戻ります。
ここは作業の丁寧さとは別のところで決まっていて、時間をかけて刈っても、地際まで低く刈っても、伸びる速さ自体は変わりません。
刈った直後の状態がどれだけ保たれるかは季節で動き、夏のいちばん暑い時期がもっとも短くなります。
だから「すぐ生えた」は、やり直しを求める合図ではなく、その土地が1年に何回必要なのかを教えてくれた数字として見たほうが、次の判断が進みます。
1回目は、きれいにするための作業であると同時に、間隔を測るための1回目でもあります。
「元どおり」に見えても、刈る前と同じ高さとは限らない
戻ったと感じたとき、実際の草丈がどうなっているかは、いちど確かめてみてください。
刈る前が腰の高さで、いまが膝の高さなら、見た目の印象ほどは戻っていません。
緑におおわれているかどうかで判断すると、この差が消えてしまいます。
高さは、自分の体のどこに当たるかで押さえておけば十分です。
くるぶし、膝、腰。
この3段階で言えれば、見積もりを頼むときにもそのまま使えます。
もうひとつ有効なのが、同じ立ち位置から撮った写真です。
刈り終わった日に1枚、気になり始めた日に1枚。
塀の角や物置など、動かないものが画面に入る位置で撮ると、2枚を並べたときに草の量を比べられます。
記憶だけで比べると、直前の状態に引きずられて、たいてい実際より戻って見えます。
ここまでで手元に残るものは2つです。
前回刈ってもらった日付と、いま草丈が体のどこに当たるか。
この2つがあると、次の話に進めます。
川口で草刈りを頼むとき、決めるのは日付ではなく年間の回数
年1回なら夏の終わり、年2回なら6月と9月に入れるのが、見た目を保つうえでは効率のいい間隔です。
盛りの時期は刈っても1か月ほどで戻るので、その盛りに入る手前と、伸びが落ち着く時期に置く形になります。
どちらを選ぶかは、その土地をどう使っているかで変わります。
人がほとんど入らない空き地や、隣の家との境界さえ越えなければいい場所なら、年1回でも用が足りることが多いかと思います。
刈るのが夏の終わりなら、夏のあいだは伸びた状態で過ごすことになりますが、それで困らない土地なら成立します。
一方で、庭として使っている場所、洗濯物を干す場所、玄関までの通り道が草に寄られる場所だと、年1回では伸びている期間のほうが長くなります。
2回に分けたほうが、1回あたりの草の量も減ります。
年間の回数を先に決めておく契約もあります。
100㎡までなら年2回で26,000円(税込)です。
日程をこちらで組めるぶん、1回あたりの単価は単発より下がります。
先に日付が入っていれば、その日に向けて段取りを組めるからです。
回数を決めるのは、金額の話であると同時に、毎年「そろそろ頼むか」と考える手間を減らす話でもあります。
戻りを長く放置すると、次の1回が重くなる
戻ったまま何か月も置くと、次に頼むときの条件が変わります。
面積が同じでも、腰より高くなった草は、上を落としてから根元を刈る二度手間になるため、作業時間が伸びます。
背丈を超えていれば、刈る前に足元が見えない状態から始めることになります。
料金表の区分どおりに収まらない場合は、ご依頼をいただいた時点で先に金額をお伝えします。
作業を始めてから金額を変えることはしません。
ただ、依頼する側からすれば、草が低いうちに頼んだほうが条件は単純です。
長く放置された土地では、草の下からごみや置き去りの物が出てくることもあります。
その場合はいったん作業を止めてご連絡し、どう処分するかを決めてから続けます。
刈る間隔が短いほど、こうした「開けてみないと分からない部分」は減っていきます。
今日、カレンダーに書く3つ
紙でもスマホでもかまいません。
次の3つを書いておくと、次の1回を決めるときに考え直さずにすみます。
前回刈ってもらった日。
これが起点になります。
領収書や作業後の写真の日付でも構いません。
そこから4週間後の日付。
夏の盛りにかかっている時期なら、この日あたりで一度見に行って、草丈が体のどこまで来ているかを確かめます。
戻る速さは土地ごとに差があるので、実際に何週間で膝まで来たかを自分の土地で1回測っておくと、来年からはその間隔で組めます。
今年の残りで、あと何回刈るか。
0回なのか1回なのかを決めておくと、日程が埋まる前に相談できます。
この3つは、見積もりを頼むときにもそのまま使えます。
面積とあわせて「前回は◯月に刈って、いまは膝の高さ」と伝われば、お伺いする前の概算をお出しできます。
刈ってもすぐ生えること自体は変えられませんが、いつ刈るかは決められます。