梅雨明けから盆までに草の戻りが早くなる理由
梅雨のあいだに、土は水をたっぷり含みます。
そこへ梅雨明けの強い日差しと高い気温が重なると、草は水と光を一度に使える状態になります。
春先なら刈ってからしばらく低いままだった場所でも、この時期に入ると戻りが目に見えて早くなることが多いです。
作業する側から見ると、盛りの時期は一度刈っても1か月ほどで元の見た目に戻ります。
6月に刈ってきれいにした庭が、8月のお盆に帰ったときにはもう膝のあたりまで来ていた、という経験はないでしょうか。
刈り方が甘かったからではありません。
刈払機(かりばらいき:回転する刃で草の根元を刈る機械)での草刈りは地上に出た部分を落とす作業で、根は土の中に残ります。
根が残っている以上、伸びる力もそのまま残っています。
もうひとつ気をつけたいのは、日程を見送ったときの差です。
春なら1〜2週間遅れても見た目にはあまり出ませんが、梅雨明けから盆までは同じ遅れがそのまま草丈の差になって表れやすくなります。
「来週でいいか」を2回くり返すだけで、刈るときの状態が一段変わっていることもあります。
腰の高さを越えるかどうかで作業が変わる
困るのは伸びる早さそのものより、草丈がある線を越えることです。
その線が腰の高さです。
膝から腰くらいまでの草なら、刈払機で一度に根元まで刈れます。
腰より高くなると、先に上の部分を落としてから根元を刈る二度手間になり、面積が同じでも作業時間が伸びます。
当社の料金表は面積の区分で金額を決めていますが、背丈を超えた草はこの区分どおりに収まらないことがあります。
その場合は現地を見てお見積もりをお出しし、金額はご依頼の時点で先にお伝えします。
作業を始めてから金額を変えることはしません。
たとえば100㎡までの土地なら、草丈が膝から腰までのうちは料金表の22,000円の区分で考えられます。
同じ土地を7月に見送り、盆を過ぎて腰を越えてから依頼すると、面積は変わらなくても見積もりの前提が変わります。
高く伸びた草の中は足元が見えません。
長く手が入っていない場所では、蜂の巣やごみが草の下から出てくることもあります。
見つかった場合はその場で作業を止めてご連絡し、駆除や処分の方法を決めてから進めます。
草が低いうちに刈っておけば、こうした物があるかどうかも外から見て確かめやすくなります。
前回刈った日に1か月を足して、カレンダーに書く
今日やることは1つです。
前回草を刈った日を思い出し、その日付に1か月を足した日をカレンダーに書き込んでください。
自分で刈った日でも、業者に頼んだ日でもかまいません。
その日が梅雨明けから盆までの期間に入っているなら、そこが「元の見た目に戻っている頃」の目安になります。
日付が分からない場合は、今の草丈を写真に残します。
撮るときは、フェンスの柱・門扉・室外機など、動かない物が一緒に写る位置を選んでください。
2週間後に同じ位置から撮ると、草がどこまで来たかを物の高さと並べて比べられます。
1枚だけでは早さは分かりませんが、2枚そろえば自分の土地での伸び方がつかめます。
2枚目の時点で膝を越えていたら、腰に届くまでの残りは長くないと見て、日程を決めにいく頃かと思います。
見積もりを頼むときも、この2枚がそのまま草丈と伸び方を伝える材料になります。
7月の予定を先に空けておく
梅雨明けから盆までに1回入れたいと思っても、動けるのは所有者の予定が空いている日だけです。
遠方にある実家の空き地や空き家なら、なおさら段取りに時間がかかります。
日程を決める前に、所有者の側で決めておくことは次の3つです。
- 敷地への入り方(施錠・門扉・鍵の受け渡し)
- 隣地との境界がどこか
- 作業前後の写真の受け取り方と、当日の連絡方法
どれも着手の前に確認が要る項目で、ここが決まらないと日付だけ押さえても作業に入れません。
7月に入ってから鍵の受け渡しを調整しはじめると、そのやり取りのあいだにも草は伸びていきます。
そこで、6月のうちに7月の予定表を開き、連絡を受けられる日と鍵を渡せる日を先に空けておきます。
梅雨明けの時期は年によって前後するので、1日だけでなく、前後に動かせる幅を持たせておくと合わせやすくなります。
ご不在のまま進める場合は、作業前と作業後の写真をお送りする形で、進め方を先に決めてから着手します。
夏に1回入れるか、前後の2回で抑えるか
盛りの時期は一度刈っても1か月ほどで戻るので、7月に刈った草は8月の終わりにはまた伸びています。
夏に1回刈っただけで秋まできれいに保つのは難しいため、何のために刈るかで入れ方が変わります。
見た目を保つ効率で考えるなら、年1回は夏の終わり、年2回は6月と9月が効率のいい間隔です。
夏の伸びを受け止めたあとに刈るので、1回の効き目が長く残ります。
一方で、盆に家族が集まる前に整えておきたい、隣の敷地に草がかかるのを夏のあいだに止めたい、腰を越えさせたくない、という目的なら、6月と9月のあいだに夏の1回を挟む考え方があります。
定期管理で年3回にすると、100㎡までは年額39,000円、300㎡までは年額90,000円です(いずれも税込)。
回数を先に決めておく契約で、日程をこちらで組めるぶん、単発を3回頼むより年額は安くなります。
川口で草刈りを自分でやるなら、7月に気をつけること
川口市や蕨市・戸田市などの住宅地で、庭や空き地の草刈りを自分でやる場合も、梅雨明けから盆までは段取りを変えたほうが進めやすくなります。
1つ目は、1日にやる量を区切ることです。
刈るだけでなく、集めて袋に詰めるところまでが作業なので、広さを甘く見ると暑い時間帯まで作業が続きます。
気温が上がりきる前に終わる範囲だけを刈り、残りは日を変えるほうが体への負担は小さくなります。
2つ目は、雨の直後を避けることです。
濡れた草は刃に巻き付きやすく、刈った草も水を吸って重くなります。
刈った草はもともと水を含んだ重量物なので、雨のあとは集める作業と運び出しが思った以上に進みません。
刈払機を使うなら、石や空き缶が飛ぶ方向に窓や車が無いかも先に見ておきます。
3つ目は、腰を越えた場所には手を付けないでおくという判断です。
自分で刈るのは膝から腰くらいまでの範囲に絞り、背丈を超えた区画や足元の見えない奥は、写真を撮って見積もりに回します。
見えないまま刃を入れると、草の下の蜂の巣やごみに気づくのが遅れます。
どこまでを自分で刈り、どこから先を頼むかの線を、草丈で引いておくと迷わずに済みます。
この記事に関するよくあるご質問
- 6月に草を刈ったのに、お盆にはもう伸びていたのはなぜですか
- 盛りの時期は、一度刈っても1か月ほどで元の見た目に戻るためです。
刈払機での草刈りは根まで取る作業ではないので、根が土に残っていれば伸びる力はそのまま残ります。 - 草が腰より高くなってから頼むと、何が変わりますか
- 上を落としてから根元を刈る二度手間になるため、面積が同じでも作業時間が伸びます。
料金表の区分どおりに収まらない場合は現地を見てお見積もりをお出しし、金額はご依頼の時点で先にお伝えします。
作業を始めてから金額を変えることはしません。 - 夏の間も草を伸ばしたくない場合、どう頼めばよいですか
- 6月と9月の間に夏の1回を挟む形があります。
定期管理で年3回にすると、100㎡までは年額39,000円、300㎡までは年額90,000円(いずれも税込)で、単発を3回頼むより年額は安くなります。