年に1回なら夏の終わり、という目安の中身
年に何回刈れるかで、いつ刈るかの答えは変わります。
お答えしている目安は、年1回なら夏の終わり、年2回なら6月と9月です。
ただ「年1回なら夏の終わり」とだけ聞いても、なぜ夏の盛りではなく終わりなのかは分かりません。
回数を増やせない事情があって1回に絞る人ほど、ここを納得してから月を決めたほうがいいかと思います。
理由は、刈った後の状態がどれだけ保つかが、刈る月によって変わるからです。
草の伸びる勢いは一年中同じではありません。
盛りの時期は、一度刈っても1か月ほどで元の高さに戻ります。
気温が下がっていく時期に刈れば、同じ作業をしても次に伸びてくるまでの間隔は長くなります。
年1回の草刈りは、刈った日にきれいになることではなく、刈った後に何か月きれいなままでいるかで価値が決まります。
1回しか使えない手を、いちばん長く効く位置に置く。
夏の終わり、という目安はそこから出ています。
川口で草刈りの時期を決めるとき、6月と9月では残り方が違う
年2回の目安が6月と9月なので、1回に減らすというのは、どちらかを落とすということです。
6月を残すか9月を残すかで、一年の見え方はかなり変わります。
6月に刈った場合、その後に来る7月と8月がいちばん伸びる時期です。
刈ってから1か月ほどで戻り始め、9月には作業前とあまり変わらない高さになっていることがあります。
そこから先、秋から冬にかけては刈っていない状態のまま過ごします。
枯れた草が立ったままの冬の敷地は、遠目にも手が入っていないことが分かります。
9月に刈った場合、その後は伸びが鈍っていく時期に入ります。
刈った状態が冬を越えて、翌春に草が立ち上がるところまで残ることが多いです。
1回の作業で押さえられる期間が、6月に刈るより長くなります。
近隣からの見え方、空き地としての体裁、敷地の見通しを気にして刈るのであれば、9月のほうが1回を活かせます。
伸びるだけ伸びてから刈るので、9月の作業では出る草の量が6月より多くなります。
ただ、量が増えたぶんの処分費を後から請求することはしません。
刈り取りから集草、搬出、処分までを含んだ金額でお出ししているので、金額が動くのは草の量ではなく、面積と草丈、それに運び出しやすさです。
9月に回したせいで高くつく、という心配はしなくて大丈夫です。
川口市内でも、土地の使い方によってこの前提は変わります。
次に書くのは、9月より前に入れたほうがいい土地の話です。
それでも6月に刈ったほうがいい土地がある
分かれ目は、夏のあいだ、その敷地に人が入るかどうかです。
駐車スペースとして使っている。
物置や給湯器、メーターまで歩く。
家庭菜園の区画が隣にある。
子どもや犬が出る。
こういう土地では、7月と8月を腰の高さの草の中で過ごすことになります。
9月まで待てば1回は長く効きますが、いちばん使う時期に使えません。
この場合は効きの長さより夏の使い勝手を取って、6月に入れるほうが実際の困りごとは減ります。
足元が見えるかどうかも、夏に入る土地では関わってきます。
草が高いと、蜂の巣が草の中や地面にあっても、近づくまで気づきにくくなります。
作業中に見つかった場合は、その場で止めてご連絡します。
巣の駆除は行わないので、駆除が済んでから日を改めて刈ります。
夏に自分で敷地に入る予定があるなら、見通しが利く状態にしておくほうが動きやすいです。
もう一つ、9月まで待つと草丈が腰を超えてしまう土地があります。
背丈を超えた草は、上を落としてから根元を刈る二度手間になるため、面積が同じでも作業時間が伸びます。
料金表の区分どおりに収まらないときは、ご依頼の時点で先に金額をお伝えしますが、そもそも伸びきる前に入れたほうが区分の中で収まります。
去年の秋にどのくらいの高さだったかを覚えているなら、それがいちばん確かな判断材料です。
毎年9月に固定すると、金額が読みやすくなる
年1回で回すと決めたなら、毎年同じ月に置くほうが扱いやすくなります。
前回から次回までの間隔が毎年同じになるので、伸びる量も毎年だいたい同じところに落ち着きます。
すると面積と草丈の条件が毎回そろい、金額が年ごとに動きにくくなります。
今年は6月、来年は10月というようにずらすと、間隔が14か月や16か月になる年ができて、その年だけ背丈を超えた草を刈ることになります。
同じ土地なのに、その年だけ現地を見てからの見積りになる、ということが起きます。
ただし、何年も放置していた土地の初回だけは別に考えてください。
1年分ではなく数年分が積み上がっているので、初回は現地を見てから金額をお出しすることがあります。
初回を終えてから、翌年以降の9月を毎年の定位置にする、という順番になります。
今年の1回を何月にするか、今日決められること
まず、カレンダーを開いて、7月と8月にその土地へ入る用事があるかを見てください。
帰省、来客、外まわりの工事、車を置く予定。
何もないなら、今年の1回は9月でよいことが多いです。
何かあるなら6月側に寄せる判断になります。
ここだけは他人が決められないので、先に自分で見ておくと迷わなくなります。
次に、いまの草の高さを自分の体で覚えておいてください。
くるぶし、膝、腰のどれに届いているか。
センチで測る必要はありません。
面積と一緒にお伺いするのも、この高さです。
今の高さを覚えておいて、来年の同じ時期にもう一度見ると、その土地が伸びる速さが自分の数字で分かります。
土地ごとに違うので、よそで見た目安より自分の敷地で見た変化のほうが当たります。
最後に、刈り終わった日に、地面ぎわが見える写真を1枚撮って、日付ごと残してください。
来年の同じ月に同じ場所から撮れば、1年でどこまで戻ったかが一目で分かります。
年1回のままでいくか、回数を足すか、生えにくくする工事に切り替えるか。
その判断は、この2枚の比較からいちばん正確に出ます。
そして、9月に置くと決めたなら、その月に入ってから動くより、夏のうちに希望の時期だけ伝えておくほうが日程を合わせやすくなります。
草丈と面積が分かっていれば、伺う前の段階で概算をお出しできますし、現地を見てのお見積りも費用はかかりません。
断っていただいた場合も請求はしないので、月を決める材料として先に金額だけ取っておく、という使い方もできます。
この記事に関するよくあるご質問
- 年1回だけ草刈りをするなら、何月がいいですか
- 夏の終わりです。
年2回なら6月と9月が目安で、1回に絞るなら9月側を残すと、刈った状態が冬を越えて翌春の立ち上がりまで残ることが多くなります。
年1回の草刈りは刈った日の見た目ではなく、刈った後に何か月保つかで効き方が決まります。 - 9月まで待つと草の量が増えますが、金額は上がりますか
- 草の量では上がりません。
刈り取り・集草・搬出・処分までを含んだ金額でお出ししていて、量が増えたぶんの処分費を後から請求することはしません。
金額が動くのは面積と草丈、それに運び出しやすさです。 - 9月まで待たずに6月に刈ったほうがいい土地はありますか
- 夏のあいだにその敷地へ人が入る土地です。
駐車や物置・メーターへの出入りがある場合は、いちばん使う時期を腰の高さの草の中で過ごすことになります。
9月まで待つと草丈が腰を超えてしまう土地も、伸びきる前に入れたほうが料金表の区分の中に収まります。