年1回しか刈れない土地では、置く月だけで結果が変わる
草刈りの時期をいつにするかを調べている人の多くは、たぶん「回数を増やすかどうか」ではなく「今年の1回をいつ入れるか」で迷っています。
遠方に持っている空き地、親の家の裏、月に何度も通えない場所。
そういう土地は、刈る回数を増やす話が最初から選べません。
そこで効いてくるのが、1回をどの月に置くかです。
同じ1回でも、刈った直後の見た目がどれくらい続くかは、刈った月によって大きく変わります。
刈る作業の内容は同じ、かかる金額も同じ。
変えられるのは日付だけなのに、結果が半年ぶん違ってきます。
判断の材料になるのは、ひとつの事実だけです。
草は盛りの時期なら、一度刈っても1か月ほどで元の高さに戻ります。
刈った状態は保存されません。
刈ったあとにどれだけ伸びる季節が残っているか、それが「持ち時間」になります。
6月に刈ると、秋まで持たないことが多い
草が目に入るようになるのは、伸びが速くなってからです。
だから「気になったから刈る」と、だいたい6月から7月に頼むことになります。
実際にその時期の依頼は多く、判断としても自然です。
ただ、年に1回だけと決めている土地でそこに入れると、伸びの速い季節をまだ長く残したまま刈ることになります。
6月に刈れば、1か月ほどで元に近い高さに戻ります。
そのあと8月、9月と伸びが続くので、秋を迎えるころには刈る前とほとんど変わらない土地に戻っていることになります。
刈ってもらった当日はきれいです。
でもその状態が続くのは1か月ほどで、残りの11か月は伸びた状態で置かれます。
「去年刈ったのに、意味がなかった気がする」という感覚は、腕の問題ではなく、置いた月の問題であることが多いです。
年に2回入れられるなら、6月と9月に分けるのが効率のいい間隔になります。
6月の1回は、9月の1回と組んだときに働く回です。
片方だけを取り出すと、前半の見た目を買っているだけになります。
川口で草刈りの時期を1回に絞るなら、夏の終わりを採る
年1回しか刈らないなら、夏の終わり、9月ごろに置くのが見た目を保つうえでは効率がいいです。
理由は単純で、そのあとに伸びる季節が短いからです。
伸びが鈍っていく時期の入り口で刈ると、刈った状態がそのまま長く残ります。
秋から冬にかけては草の背が急に戻ることは少ないので、1回の作業が、次に伸び始めるまでの数か月をまるごと引き受ける形になります。
同じ22,000円(税込・100㎡まで)を払うなら、持ち時間の長いほうに置いたほうが得です。
川口の草刈りをご依頼いただくときも、年1回とお決まりのお客さまには、この置き方をお伝えしています。
もうひとつ副産物があって、冬に向かうころに刈っておくと、枯れた草が敷地に高く残らなくなります。
枯れ草は乾くと軽くなって風で動きますし、伸びた草が塀の外に倒れ込むと隣地に触ります。
年1回を後ろ側に置くと、その時期を刈った状態で越せます。
反対に、早いほうがいい場合もあります。
夏のあいだに人が出入りする土地、見通しを保ちたい駐車スペースのわき、隣家との境に草が寄っていく場所。
ここは見た目の持ち時間より、その季節に使えるかどうかが優先になります。
条件が違えば答えは変わるので、土地の使い方から決めてください。
「9月に刈る」と決めたら、動くのは8月のうち
置く月を決めた人が次につまずくのは、決めた月に連絡してしまうことです。
9月に刈ると決めたのなら、連絡と日程の相談は8月のうちに済ませたほうがいいです。
理由は2つあります。
ひとつは、草丈です。
放置された土地は、夏を越えるあいだに腰より高くなることがあります。
腰を超えると、刈払機(回転する刃で草を刈る機械)で一度に根元まで刈れません。
上のほうを落としてから、もう一度根元を刈る二度手間になり、面積が同じでも作業時間が伸びます。
料金表の区分どおりに収まらない場合は、ご依頼の時点で先に金額をお伝えしますし、作業を始めてから金額を変えることはしません。
それでも、当初の見込みより高くなる可能性はあります。
もうひとつは、日程です。
草刈りは雨で当日の作業を止めることがあります。
予備日を含めて組むには、希望日までに少し余白が必要です。
「9月に刈る」だけ決めて9月の下旬に連絡すると、その月のうちに入らないことがあります。
つまり、決めるべきは「9月に刈る」ではなく「8月に連絡して、9月のどこかの日付を押さえる」までです。
ここまで決めると、あとは動きます。
今日やること:前に刈った月を書き出して、日付をひとつ置く
読み終わったあとにやることを3つだけ挙げます。
どれも土地に行かなくてもできます。
前に刈った月を思い出して、数字で書いてください。
去年の6月、その前は2年前の夏、というふうに並べると、今どれくらい伸びているかの見当がつきます。
今の高さが分からないままだと、9月に入れるか、その前に一度入れるかも決められません。
次に、カレンダーの9月に日付をひとつ置いてください。
候補日と、雨で動いたときの予備日を1つ。
日付が入っていない予定は、結局その年に入らないことが多いです。
最後に、現況が分かる写真を撮れるなら、敷地の全体と、いちばん草が高いところの2枚を撮っておいてください。
行ける機会がないなら、面積と草丈(膝まで、腰まで、といった言い方で十分です)だけでもかまいません。
面積と高さが分かれば、お伺いする前の概算もお出しできます。
概算も現地でのお見積もりも、費用はいただきません。
年に2回入れられるかもしれない、と思えたときは、6月と9月で組むほうを検討してください。
100㎡までなら、定期管理の契約で年2回26,000円(税込)です。
日程をこちらで組めるぶん、1回あたりの単価が単発より下がります。
増やせないなら、今年の1回は夏の終わりに。
置く月を変えるだけなので、今日決められます。
この記事に関するよくあるご質問
- 年1回だけ草刈りを頼むなら、何月がいいですか
- 夏の終わり、9月ごろに入れるのが、見た目を保つうえでは効率のいい間隔です。
盛りの時期は一度刈っても1か月ほどで草が戻るため、6月に刈った場合は秋まで持たないことが多いです。 - 9月に刈りたい場合、いつ連絡すればいいですか
- 刈りたい月のひとつ前の月までに日程を決めておくと動きやすくなります。
草丈が腰より高くなると、上を落としてから根元を刈る二度手間になり作業時間が伸びます。
料金表の区分に収まらない場合は、ご依頼の時点で先に金額をお伝えします。 - 年2回に増やせるなら、どの月に入れますか
- 6月と9月です。
100㎡までなら定期管理の契約で年2回26,000円(税込)になり、日程をこちらで組めるぶん1回あたりの単価が単発より下がります。