料金は面積で決まるのに、同じ土地で金額が変わることがある
草刈りの料金は、刈る場所の広さで決まります。
料金表も面積の区分で並んでいて、100㎡までが22,000円(税込)、101〜300㎡が35,000円、301〜500㎡が51,000円です。
刈り取りから集草・搬出・処分までを含んだ一式の総額にしています。
では、なぜ同じ土地なのに金額が変わることがあるのか。
区分の横には作業時間が書いてあります。
100㎡までが1名で約2時間、101〜300㎡が約4.5時間、301〜500㎡が約6.5時間です。
金額を決めているのは面積そのものではなく、その面積を刈り終えるまでにかかる時間のほうです。
面積を測って区分に当てはめれば時間もだいたい決まる、という前提で表が作られています。
だから、その前提から外れる条件が土地にあると、区分どおりに収まらなくなります。
収まらないと分かった時点で、依頼の時点で先に金額をお伝えします。
作業を始めてから金額を変えることはしません。
費用を抑える方法を探しているなら、見るところは値引きの交渉ではなく、作業時間を伸ばしている条件が自分の土地にいくつあるか、です。
そのうち一つは、依頼する側が動かせます。
作業時間を伸ばす条件は3つある
草丈
刈払機(かりはらいき|エンジンで刃を回して草を刈る手持ちの機械)は、膝から腰くらいの高さの草を、根元から一度に刈っていく道具です。
この高さなら、刈り進む速さがほぼ一定になります。
腰より高くなると、進み方が変わります。
上のほうを先に落として草の丈を下げ、そのあとにもう一度、根元を刈る。
同じ場所を二度通ることになるので、面積が変わっていなくても時間が伸びます。
倒した草の量も増えるため、集める手間と積み込む回数も増えます。
背丈を超えた土地は、この二度手間が敷地の全面で起きます。
100㎡という広さは変わっていないのに、2時間では終わらなくなる。
ここが、同じ土地で金額が変わる一番大きな理由です。
地面の傾斜と残置物
平らな地面なら、刈払機を一定の高さで振り続けられます。
傾斜があると足場を固めながら進むことになり、一振りあたりに刈れる幅が狭くなります。
残置物も同じです。
物置の裏、置きっぱなしの資材、伸びたホース。
草に隠れて見えないものがあると、刃を入れる前に確認する動作が挟まります。
長く放置された土地では、ごみや不法投棄されたものが草の下から出てくることもあります。
その場合はいったん作業を止めてご連絡し、処分の方法を先に決めます。
搬出経路
刈った草は、水を含んだ重量物です。
300㎡ぶんで軽トラック1台分になります。
敷地のすぐ近くまで車を寄せられるかどうかで、運ぶ距離と往復の回数が変わります。
車を停める場所から敷地の入口まで距離があると、刈る時間は同じでも、運び出す時間だけが積み上がります。
門扉が狭くて台車が入らない、通路に段差がある、といった条件も同じように効いてきます。
川口の草刈りで、依頼する側が動かせるのは草丈だけ
3つのうち、地面の傾斜と搬出経路は土地の形そのものなので、依頼する側では変えようがありません。
残置物は片付ければ減りますが、片付けるためにまず草を刈らないといけない、という順序になることが多いかと思います。
残るのが草丈です。
これだけは、いつ頼むかで決まります。
草丈は日ごとに変わっていて、放っておけば必ず伸びる方向にしか動きません。
去年の夏に一度刈った土地を、今年の夏まで置いておけば、同じ100㎡でも二度手間の条件に入っています。
逆に、腰の高さを超える前に日程を入れておけば、料金表の区分の中で終わります。
盛りの時期は、一度刈っても1か月ほどで元に戻ります。
見た目を保つことを基準にすると、年1回なら夏の終わり、年2回なら6月と9月に入れるのが効率のいい間隔です。
川口市や蕨市・戸田市のあたりで草刈りの相談をいただくときも、いつ刈ったかを先に伺うのは、次に伸びきる時期を逆算するためです。
もう一つ、日程そのものを動かせる余地があるなら、定期管理という組み方もあります。
年間の回数を先に決めておく契約で、100㎡までなら年2回で26,000円(税込)です。
こちらで日程を組めるぶん1回あたりの単価が下がるので、同じ回数を単発で頼むより年額は安くなります。
日にちを指定したいか、時期だけ決まっていればいいか、で向き不向きが分かれます。
抑えられない条件も、先に知っておくと迷わない
刈った草を自分で処分すれば安くなるか、という考え方があります。
当サイトでは金額は変わりません。
処分費は料金表の金額に元から入っていて、その場に置いておく形にしても差し引きはしていないためです。
代わりに、作業のあとで処分費を追加請求することもしません。
蜂の巣が出てきた場合は、その場で作業を止めてご連絡します。
巣の駆除は行わないので、駆除が済んでから日を改めて作業する形になります。
これは費用というより日程の話ですが、夏に伸びきってから頼むと、この足止めに当たる可能性も上がります。
早い時期に刈るのは、金額だけの話でもありません。
今日、草の高さを記録して次の日を決める
読み終えたら、庭か土地に出て、草が自分の体のどこまで来ているかを見てください。
くるぶし、膝、腰、背丈。
この4段階のどれかをメモして、日付を書いておきます。
写真を1枚撮っておくと、次に見返したときに伸びる速さが分かります。
腰に届いていないなら、まだ料金表の区分の中です。
届きそうなら、そこが日程を入れる目安になります。
すでに背丈を超えているなら、区分どおりに収まらない前提で、面積と草丈を伝えて金額を先に確認するのが早いかと思います。
来年も同じ土地を刈るなら、今年刈った日をカレンダーに残しておくと役に立ちます。
刈った日から1か月でどこまで戻ったかが分かれば、次に頼む時期を自分で決められるようになります。
費用を抑える方法として一番効くのは、伸びきってから探し始めないことです。
この記事に関するよくあるご質問
- 草刈りの費用を抑えるために、依頼する側でできることはありますか
- 草が低いうちに日程を入れることです。
料金は面積で決まりますが、その面積を刈る時間で金額が組まれています。
腰までの高さなら刈払機で一度に刈れるため、料金表の区分どおりに収まります。
背丈を超えると上を落としてから根元を刈る二度手間になり、作業時間が伸びます。 - 刈った草を自分で処分すれば、そのぶん安くなりますか
- 金額は同じです。
処分費は料金表の金額に元から含まれているため、その場に置いておく形にしても差し引きはしていません。
逆に、作業後に処分費を追加で請求することもしません。 - 年に何回刈ると効率がいいですか
- 年1回なら夏の終わり、年2回なら6月と9月に入れるのが、見た目を保つうえでは効率のいい間隔です。
盛りの時期は一度刈っても1か月ほどで戻るためです。