61,000円は、いま払っている草刈りの何年ぶんか
毎年刈り続けるか、防草シートを敷いて生えにくい状態にしてしまうか。
この判断は、庭の見た目や好みの前に、割り算で半分くらい決まります。
50㎡までの防草シートは61,000円(税込)です。
下草の処理・整地・敷設・ピン留めまで含んだ金額なので、この数字をそのまま、いま1年で払っている草刈りの費用で割れます。
出てくるのは「何年ぶんの草刈りにあたるか」という数字です。
草刈りのほうは、100㎡までが1回22,000円(税込)、定期管理で契約している場合は100㎡まで年2回で年額26,000円(税込)。
この2つを使って並べると、こうなります。
| いまの頼み方 |
1年ぶんの草刈り費用 |
61,000円は何年ぶんか |
| 単発を年2回 |
22,000円が2回 |
およそ1.4年 |
| 単発を年1回 |
22,000円 |
およそ2.8年 |
| 定期管理・年2回 |
26,000円 |
およそ2.3年 |
単発で年2回刈っている場合、2年目の途中で並びます。
年1回の場合と定期管理の場合は3年目の途中です。
それより先は、シートが持っているあいだ、その場所の草刈り費用がかからなくなります。
ここまでは単純な割り算ですが、この計算には前提が1つ隠れています。
「敷いた場所の草刈りが、そのあと本当に無くなるか」です。
ここを外すと、数字だけ合っていて実際の支払いが減らない、ということが起こります。
川口で草刈りを頼むとき、半分だけ敷いても金額が下がらないことがある
当社の草刈りの料金は、面積の区分で決まります。
100㎡までが22,000円、101〜300㎡が35,000円、301〜500㎡が51,000円(いずれも税込)。
区分の中であれば、上端にいても下端にいても同じ金額です。
この決まり方が、防草シートとの相性に効いてきます。
たとえば100㎡の庭があって、そのうち日当たりがよくて毎回いちばん手こずる50㎡に、防草シートを敷いたとします。
刈る面積は半分になりました。
ところが残った50㎡は、やはり「100㎡まで」の区分の中です。
次の草刈りも22,000円のまま。
現場の作業時間は確かに短くなりますが、区分をまたいでいないので、請求書の金額は動きません。
つまり、費用を減らす目的で防草シートを使うなら、狙いは2つのどちらかになります。
ひとつは、刈る場所を丸ごと無くすこと。
その敷地で草刈りを頼む理由そのものが消えるので、年間の費用がゼロに向かいます。
50㎡の土地を全部敷く、あるいは家の裏手だけ別に頼んでいた分を敷いてしまう、といった形です。
もうひとつは、面積の区分をひとつ下に落とすこと。
101〜300㎡で頼んでいる土地の一部を敷いて、刈る範囲を100㎡以下まで下げれば、次からは22,000円の区分に入ります。
ただしこの場合、敷く面積は50㎡では足りないことが多いので、防草シートの金額も50㎡までの61,000円では収まりません。
どちらが得かは、敷く面積を先に確定させないと出ない計算です。
もちろん、金額と関係なく一部だけ敷く判断はあります。
フェンス際だけ生えてくるのが嫌だ、砂利の隙間の草むしりが毎回つらい、という理由なら、区分をまたがなくても敷く意味はあります。
金額の話に限れば区分が壁になる、というだけのことです。
敷く前に数えておく数字は2つだけ
判断に必要な数字は多くありません。
1つめは、去年1年で何回刈ったかです。
記憶ではなく、請求書か通帳の履歴、カレンダーの書き込みで数えてください。
「毎年だいたい2回」と思っていた土地が、去年は3回頼んでいた、ということは珍しくありません。
回数が1回違うだけで、61,000円が何年ぶんにあたるかは大きく動きます。
2つめは、敷きたい範囲の広さです。
刈っている敷地全体ではなく、シートを入れたい場所だけの縦と横を測ります。
これが50㎡に収まるかどうかで、61,000円という金額を使えるかが決まります。
50㎡は、たとえば縦5m×横10mの長方形です。
この2つが出たら、あとは掛けて割るだけです。
1年ぶんの草刈り費用を出して、61,000円をそれで割る。
答えが3を下回るなら、3年目には支払いの向きが入れ替わります。
何年ぶんで見るかは、シートの持ちで決まる
割り算の答えが「2年」でも「3年」でも、その先が丸ごと浮くかどうかは、シートがどれだけ持つかにかかっています。
耐用年数については、年数を先に言い切ることはしていません。
製品と敷き方で変わるためで、資材を決めた時点でメーカーが公表している数字をそのままお伝えします。
そのうえで、現場の側から言えることが1つあります。
持ちを決めるのは、シートそのものより敷き方だということです。
重ね代(シート同士を重ね合わせる幅)を十分に取る、端部と継ぎ目をテープとピンで押さえる、敷く前に下草を根元から処理する。
この3つのどれかを省くと、いい製品でも隙間から生えてきます。
生えてきた草は結局刈ることになるので、割り算の前提が崩れます。
上に砂利を載せると、シートが日光で傷むのを遅らせられます。
砂利の分の費用は、種類と厚みで材料費が変わるため、資材を決めてからお出ししています。
敷いても、刈る手や抜く手が残る場所
全面に敷けば手入れがゼロになるかというと、そうならない場所があります。
木が立っている場所は、幹のまわりでシートを切り欠く必要があり、その切れ目から草が出ます。
花壇や家庭菜園にする予定のある場所も、敷いてしまうと使えません。
将来的に配管や基礎を触る予定があるなら、掘り返すときにシートを剥がすことになります。
こういう場所が敷地の中に点在していると、シートを敷いたあとも手作業の草むしりが残ります。
手で抜く作業は面積では金額が決まらないため、料金表の区分にも載せていません。
範囲を見てからお出しする形になります。
今日できることは、この順番です。
去年の草刈りの回数を数える。
敷きたい範囲の縦横を測って、50㎡に収まるか確かめる。
その2つを掛け合わせて、61,000円と並べてみる。
数字が3年を下回っていて、しかもその場所の草刈りを丸ごと無くせるなら、刈り続けるより早く終わります。
逆に、区分をまたげない中途半端な範囲なら、いまは刈り続けたほうが支払いは軽く済みます。
この記事に関するよくあるご質問
- 50㎡に防草シートを敷くと、何年ぶんの草刈り費用にあたりますか
- いまの頼み方で変わります。
単発で年2回(1回22,000円・税込)刈っている場合、50㎡までの防草シート61,000円(税込)はおよそ1.4年ぶんです。
年1回ならおよそ2.8年ぶん、定期管理の100㎡まで年2回(年額26,000円・税込)ならおよそ2.3年ぶんになります。
ただしこれは、敷いた場所の草刈りがそのあと無くなる場合の計算です。 - 庭の一部だけ防草シートを敷けば、草刈りの料金は安くなりますか
- 面積の区分をまたがないかぎり、金額は同じままです。
当社の草刈りは100㎡まで22,000円、101〜300㎡は35,000円、301〜500㎡は51,000円(いずれも税込)という区分で決まります。
100㎡の庭の半分に敷いても、残りの50㎡は同じ「100㎡まで」の区分に入るため、次の草刈りも22,000円です。
作業時間は短くなりますが、料金は動きません。 - 防草シートは何年くらい持ちますか
- 年数を先に言い切ることはしていません。
使う製品と敷き方で変わるためで、資材が決まった時点でメーカーが公表している耐用年数をそのままお伝えします。
持ちを左右するのはシートそのものより施工で、重ね代を十分に取る・端部と継ぎ目をテープとピンで押さえる・敷く前に下草を根元から処理する、この3つを外すと隙間から生えてきます。
上に砂利を載せると、日光でシートが傷むのを遅らせられます。