金額を知りたいときに、最初に要るのは面積の数字
「庭の草がすごいことになっていて」と伝えても、そこから金額は出ません。
草刈りの料金は、面積でほとんどが決まるからです。
逆に言えば、広さの数字がひとつあれば、伺う前でも概算をお答えできます。
ここで気をつけたいのが、敷地全体の広さと、草を刈りたい部分の広さは別だということです。
建物が建っている面積、駐車場のコンクリート、玄関までのアプローチ、物置の下——これらは刈る対象になりません。
土地が200㎡でも、実際に草が生えているのは裏手と南側だけで合計80㎡、ということはよくあります。
逆に、空き地や畑をやめた土地は、敷地の数字がそのまま刈る面積になります。
測るのは、草が生えている部分だけです。
まずそこを区切って考えてください。
巻尺・歩幅・地図アプリ、どれで測るか
巻尺で測るのがいちばん確実です。
縦と横を測って掛けるだけで、長方形なら1分で終わります。
5mや10mの巻尺で足りない長さは、途中に石か棒を置いて区切って足していきます。
歩幅で測る方法もあります。
ただし歩幅は人によって違うので、いきなり歩き出さないでください。
先に平らな場所で5歩ぶんの距離を巻尺で測り、5で割って自分の1歩を出しておきます。
その数字を持って敷地を歩けば、歩数から長さが出ます。
草の中を歩くと歩幅は縮むので、測るのは敷地の外周や道路側を歩いたときの数字にしてください。
地図アプリの面積計測は、上から輪郭が見える土地に向いています。
空き地や更地なら境界を囲むだけで面積が出ます。
ただし木が茂っている場所や、庇(ひさし)が張り出している場所は、上から見た輪郭と地面の輪郭がずれます。
庭を測るときは、この方法だけに頼らないほうが安全です。
土地が長方形でないときは、長方形に切り分けて足します。
三角形に近い部分は、その形を囲める長方形を考えて半分にすると、実際の面積に近い数字になります。
細かい凹凸まで合わせる必要はありません。
区分に収まるかどうかが分かればいい数字なので、多少大きめに見ておくくらいでちょうどいいです。
100㎡は、実際にはどのくらいの広さか
100㎡は、10m×10mの正方形と同じです。
坪でいえば約30坪(1坪はおよそ3.3㎡)なので、30坪の敷地なら建物を除いた庭だけで100㎡を超えることはあまりありません。
一般的な戸建てのお庭は、この区分に収まることが多いです。
もっと広い場所の見当をつけるなら、テニスコート1面がおよそ260㎡、25mプールがおよそ400㎡です。
「うちはテニスコートよりは狭い」と分かれば、101〜300㎡の区分だと当たりがつきます。
空き地や、使わなくなった畑は、この規模になることがよくあります。
100㎡までが22,000円(税込)、101〜300㎡が35,000円(税込)、301〜500㎡が51,000円(税込)です。
境目にどちらから近いかで金額が変わるので、測った数字が90㎡なのか110㎡なのかは、意外と大きい違いになります。
川口で草刈りを頼むとき、22,000円に入っている作業
100㎡までの22,000円は、1名で約2時間の作業を想定した金額です。
この2時間は、刈っている時間だけではありません。
作業は、刈り取り・集草・搬出・処分の4つで1セットです。
刈払機(かりはらいき/エンジンで刃を回して草を刈る機械)で刈り倒すところまでが前半で、後半は刈った草を熊手で集めて、シートに載せて、車まで運んで積み込む作業になります。
体感として、刈るのと同じかそれ以上の時間が後半にかかります。
刈った草は水を含んでいて、見た目よりずっと重い荷物です。
300㎡ぶんだと軽トラック1台がいっぱいになります。
100㎡でも、袋に詰めれば相当な数になり、家庭ごみとして少しずつ出していくのは現実的ではありません。
この搬出と処分までが22,000円に入っていて、作業が終わってから処分費を追加で請求することはしません。
金額を見るときは、その額にどこまでの作業が入っているかを確かめてください。
「刈るところまで」と「持ち帰って処分するところまで」では、同じ数字でも意味が変わります。
100㎡より狭くても、22,000円より下がらない
50㎡でも、30㎡でも、金額は22,000円です。
これは当社の最低受注額として設定しているものです。
理由は、面積に比例しない作業があるからです。
現場まで移動して、機材を降ろして、燃料を入れて、養生をして、終わったら片付けて積み直す——この一連の時間は、刈る面積が半分になっても半分にはなりません。
刈る時間だけが半分になり、それ以外はほぼ同じだけかかります。
狭い土地ほど1㎡あたりの単価が高く見えるのは、この構造によるものです。
なので、狭い場所を1か所だけ刈るご依頼は、費用の効率としてはあまりよくありません。
隣接した場所もまとめて刈る、あるいは伸びきってから1回で片づける形にしたほうが、同じ金額でできる範囲は広くなります。
川口市・蕨市・戸田市・草加市・鳩ヶ谷でお受けしているので、離れた場所に土地が2か所ある場合も、同じ日にまとめられることがあります。
測ってもなお、現地を見ないと出せない部分
面積が同じでも作業時間が動く要因はいくつかあります。
草丈がその代表です。
膝から腰くらいまでなら刈払機で一度に刈れますが、腰より高い草は上を落としてから根元を刈る二度手間になり、時間が伸びます。
この場合は料金表の区分どおりに収まらないことがあるので、ご依頼の時点で先に金額をお伝えします。
作業を始めてから金額を変えることはしません。
ほかに、傾斜があるかどうか、残置物やごみが埋もれていないか、敷地の近くまで車を寄せられるか。
この3つは運び出しの手間を直接変えます。
写真だけでは分からないので、現地を見てお出しすることになります。
今日できること
измеряйте—ではなく、順番はこうです。
まず草の生えている部分の縦と横を測って掛け算し、㎡の数字を出す。
次に、離れた位置から全体が入る写真を1枚。
最後に、草の高さが分かる近景を1枚。
高さは「自分の腰くらい」「胸まである」と、体のどこまで来るかで伝えてもらえれば十分です。
この3つがそろっていれば、伺う前の段階でかなり近い概算をお答えできます。
現地調査とお見積もりは無料で、お断りいただいた場合も費用はいただきません。
この記事に関するよくあるご質問
- 100㎡より狭ければ、料金は22,000円より下がりますか
- 下がりません。
22,000円が当社の最低受注額です。
移動と機材の積み下ろし、刈った草の運び出しにかかる時間は、面積が半分になっても半分にはならないためです。 - 面積はどうやって測ればいいですか
- 巻尺で縦と横を測って掛けるのが確実です。
巻尺がなければ、自分の歩幅を先に測っておいて歩数から出す方法もあります。
区分の境目に近い数字が出た場合は、現地で測ってからお出しします。 - 22,000円に刈った草の処分も入っていますか
- 入っています。
刈り取り・集草・搬出・処分までが一式の金額で、作業後に処分費を追加で請求することはしません。