現地にいない所有者のせいで止まるのは「判断」の場面
草を刈る作業そのものは、所有者が立ち会わなくても進みます。
敷地に入れて、刈る範囲が分かっていれば、刈払機で刈り取って集め、運び出すところまでは現場だけで終わります。
作業が止まるのは、現場から所有者に「これはどうしますか」と聞く必要が出たときです。
門扉に鍵がかかっていた。
隣との境目が分からない。
草の下からごみが出てきた。
近くに住んでいれば、その日のうちに見に来て決められます。
遠方に住んでいると、連絡がつくまで作業は止まったままです。
連絡の手段を決めていなければ、その日は何も進まずに終わることもあります。
なので、遠方から空き地の草刈りを頼むときは、作業内容より先に、この「聞かれる場面」を着手前につぶしておくほうが早く終わることが多いです。
当社でも、ご不在のまま進める場合は、進め方と当日の連絡方法を先に決めてから着手します。
川口の草刈りを遠方から頼むとき、着手前に決める4つのこと
敷地への入り方
施錠されているか、門扉はあるか、鍵をどう受け渡すか。
ここが決まっていないと、当日現地に着いても作業を始められません。
空き地でも、道路側にチェーンやロープを張って出入りを止めていることがあり、これも鍵と同じ扱いになります。
最後に現地を見たのが何年も前なら、当時と様子が変わっているかもしれません。
鍵を親族が持っている、近所に預けているといった事情があれば、それが誰なのかと連絡のつけ方まで先に共有しておくと話が早く進みます。
隣地との境界
どこまでが自分の土地かは、現場で所有者に聞けないので、先に決めておくしかありません。
確認するのは、境界杭(土地の角に打ってある目印の杭)の位置と、フェンスやブロック塀がどちらの持ち物か、の2点です。
測量図など、境界の分かる書類が手元にあれば、それをもとに範囲を決められます。
書類が見つからないときは、「フェンスの内側まで」のように現地で目で見て分かる線を範囲にする決め方もあります。
あいまいなまま刈ると、隣の人が育てている植物にまで手が入るおそれがあります。
作業前と作業後の写真の送り方
ご不在のまま進める場合は、作業前と作業後の写真をお送りします。
遠方の所有者にとって、仕上がりを確かめる手段はほぼこの写真だけになります。
先に決めておきたいのは、どこから撮った写真がほしいかです。
道路側からの全体、隣地との境目、物置や建物の裏など、気になる場所を挙げておけば、作業前と作業後を同じ位置から撮れます。
同じ位置から撮った2枚を並べれば、どこまで刈れたかがひと目で比べられます。
写真をどの手段で受け取るか、何時ごろなら見られるかも、ここで一緒に決めておきます。
作業が止まったときの連絡先
長く放置された土地では、草の下からごみや残置物(前の使用者が置いていった家具・資材など)が出てくることがあります。
蜂の巣が見つかることもあります。
どちらの場合も、いったん作業を止めてご連絡します。
このとき所有者に連絡がつかないと、その日の作業はそこで止まってしまいます。
作業日に連絡を受けられる時間帯と、本人が出られないときに代わりに判断できる人がいるかどうかを、先に伝えておいてください。
代わりの人に任せるなら、どこまで決めてよいか(たとえば「ごみは触らず写真だけ」)まで決めておくと迷いません。
金額は着手前に決まり、作業中に動かさない
現地を見られない所有者がいちばん不安に思うのは、知らないうちに請求が増えることかと思います。
当社の料金は、刈り取り・集草・搬出・処分までを含んだ一式の総額です。
たとえば100㎡までなら22,000円(税込)で、作業後に処分費を別に請求することはしません。
何年も放置して草が背丈を超えている場合は、上を落としてから根元を刈る二度手間になり、作業時間が伸びます。
料金表の区分に収まらないときは、ご依頼の時点で先に金額をお伝えします。
作業を始めてから金額を変えることはしません。
作業中にごみや蜂の巣が見つかった場合も同じ考え方です。
刈った草以外のごみは、提携業者が持ち帰って処分できないものが多いため、状態をお伝えして処分の方法を一緒に決めます。
蜂の巣の駆除は提携業者では行っていないので、駆除が済んでから日を改めて作業します。
どの場合も、提携業者の判断だけで追加費用を発生させることはしません。
見積もりは無料です。
現地を見る前でも、面積と草丈がおおよそ分かれば概算をお答えでき、これにも費用はかかりません。
今日やること:4つの項目を1枚のメモに書き出す
ここまでの4つを、手元のメモ1枚にまとめてみてください。
- 入り方:施錠の有無、鍵の在りか、受け渡しに関わる人
- 境界:手元にある書類の有無、現地で目で見て分かる線
- 写真:撮ってほしい位置を3か所まで、受け取る手段
- 連絡:作業日に連絡を受けられる時間帯、代わりに判断できる人と任せる範囲
全部を埋められなくても問題ありません。
空欄になった項目が、依頼の前に確かめておくべきところです。
鍵の在りかが分からないなら親族に聞く、境界の書類がないならフェンスを目印にすると決める、というように、空欄ごとに次の一手が決まります。
このメモがあれば、最初の連絡の段階で進め方の話がほぼ終わります。
現地に行けないまま草刈りを終わらせられるかどうかは、作業当日よりも、この1枚を書けるかどうかで決まることが多いです。
この記事に関するよくあるご質問
- 遠方に住んでいて立ち会えませんが、空き地の草刈りを頼めますか
- ご相談いただけます。
ご不在のまま進める場合は、作業前と作業後の写真をお送りする形にします。
進め方と当日の連絡方法を先に決めてから着手します。 - 不在のまま頼む場合、着手前に何を確認されますか
- 敷地への入り方(施錠・門扉・鍵の受け渡し)と、隣地との境界がどこかの2点です。
この2つは現場で所有者に聞けないため、着手前に確認します。 - 作業中に草の下からごみが出てきたらどうなりますか
- いったん作業を止めてご連絡します。
刈った草以外のごみは持ち帰って処分できないものが多いため、状態をお伝えしたうえで処分の方法を一緒に決めます。
提携業者の判断だけで追加費用を発生させることはしません。